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自分が向き合うべき課題|すぐにはできなくても構わない

  
   

習ったことが一発でできるようになる人はほぼ存在しません.実際,九九でさえ覚えるのに苦労した経験がある人も多いのではないでしょうか?

仮に,習ったことが何でも一発でできる人がいるなら,その人は勉強しなくても常にテストで満点を取れることでしょう.

確かに世界には絶対的な記憶力を持ち合わせていて,一度見たもの聞いたものは忘れないという人はいます.しかし,一般的にはそういったことはないと言ってよいでしょうし,実際にこれを読んでいう人のほとんどがそうではないでしょう.

大学の数学科の教授さえ,「学生の頃は数学ができなかった」と言う人もいるほどです.たとえ,優秀な人でも全てが一発で理解できるとは限らないのです.

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すぐにできなくても構わない

できるかどうかではありません.

部活をやったことがある人なら経験があると思いますが,ある技術を見てすぐにできるということはないでしょう.

柔道部なら初めは不細工なフォームを徐々に直していくでしょう.囲碁部なら初めはルールから覚えないといけないでしょう.

いきなり相手を投げられる,囲碁の一瞬でルールを覚えて打ちまわせる,ということはそうそうないでしょう.私は柔道部,囲碁部に所属していましたが,そういう人を見たことはありません.

それと同じで,いきなりできるようになるとは考えるのは甘いでしょう.

初めからできろとは言っていません.やろうとしているうちに何とか形になっていくのです.できないとしてもできないなりに,やろうとする,理解しようとすることが重要なのです.

たまに,「俺の授業を聞けば誰でも一瞬で理解できるし,誰でも一発で問題が解けるようになる」というように豪語する教師がいますが,それはあり得ません.

このブログで書いているように効率的な勉強法はあります.たとえば「柔道の上達が速くなる方法」などはありますが,「習いたてで相手を投げられる方法」がないのと一緒です.

「理解と記憶を効率的に進める方法」はありますが,「授業を聞いて一発で問題に応用できる方法」はないでしょう.

自分が向き合うべき課題

試験前に部屋を掃除したくなる心理現象とその理由】で書いたことにも通じるのですが,人間は「自分ができない」ということは認めたくありません.

当たり前です.

「自分が劣っている」ということを自覚するのは,自尊心や自己評価が下がることにつながるからです.ですから,何も考えずに勉強をしていると,無意識のうちに「自分はできると思いたい」という思考がはたらきます.

その結果として「自分のできる問題ばかりを解く」といったことが起こったりします.解けますからね,自分はできていると思えますよね.

ですが,友達がそういう勉強をしていたらどう思いますか?

「こいつは実力伸びへんやろな」と思いませんか?

問題は「自分がそんな勉強をしていませんか?」ということです.自分のできないものはできないとはっきり意識して問題に取り組まなければ,新しいことができるようにはなりません.

「自分はできている」ように見えるのは,ただ「できる問題を解いているだけ」なのかもしれないわけです.

その問題が解けるのはとても良いことです.誇ってください.

しかし,「へっへーん,俺はこれができるぜ」と誇りすぎて,他のことをしないのが問題なのです.他人に「じゃあこれはできるの?」と聞かれて,

「い……いや,それは分かんないかもしれないけど,俺はこれができるぜ!」

と言っていてはダメなのです.他人に「これはできるの?」と聞かれて,「できないからやろう」と考えないといけないのです.

さらに言うと,他人に「これはできるの?」と聞かれる前に,自分で自分に「俺はこれができるのか?」と問いかけないといけないのです.

分かりますね.

すぐにできなくても構わないから,自分ができないことを自覚して向き合うということがとても大事なのです.

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