英語

英文を読むスピードを上げる|英文の速読

入試の英語は1分1秒を争います.

英文をさっさと読んで,考える時間,書く時間を増やしたいと考えるのは自然な発想でしょうし,当然考える時間,書く時間が増えれば点数は上がりますから,英文を読む速さは重要な要素の一つです.

しかし,英文をいきなり速く読める人はいません.

日本語ネイティヴの私たちが日本語の本でさえいきなり速読できることはないのですから,英文を早く読めないのは当然と言えます.

速く読めるようになるとき

速読の訓練を始めてから,実際に速読できるようになるまでにやはり時間がかかります.

以下の言葉は私が学生時代に古典の先生に言われたことなのですが,これは英文の読解でも通用することなので書いておきます.

古文が読めるようになるには壁を超えなあかん.その壁を越えたら急に古文が読めるようになる.

でも,その壁をいつ超えられるかは分からん.

ある人は明日超えられるかも知らへんし,別の人は入試の前日に超えられるかも知らん.でも,ちゃんと読む努力をしてたらいつか絶対に壁は超えられる.

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和文英訳と英作文の勉強法

多くの大学で「和文英訳」や「英作文」は配点が多く,是非とも得点したい問題です.

「和文英訳」と「英作文」は少し違います.「和文英訳」の問題と「英作文」の問題はそれぞれ

  • 和文英訳:「~を英語に訳せ」といった問題
  • 英作文:「~について英語で書け」といった問題

を指します.

「和文英訳」は単に和文を英訳すれば良いのですが,「英作文」は「自分で日本語の文章を考える」→「その日本語を英訳する」という手順を踏んで解答します.

「英作文」での「自分で日本語の文章を考える」は英語というより国語です.したがって,英語の部分に関しては,「和文英訳」も「英作文」もどちらもだいたい練習を必要とします.

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反復記憶法2|反復記憶法が有効な2つの理由と3つの注意点

前の記事【反復記憶法1|目指すべき英単語レベルと,効率的な暗記法】の続きです.

前の記事では「反復記憶法」について説明しました.もう一度簡単に説明すると,一個一個時間をかけて順番に覚えていくのではなく,覚えるべき単語を何周も繰り返すということでした.

覚える単語が30個なら30個をひたすらぐるぐる繰り返すということでした.

このとき,できるだけ速く繰り返してください.1つの英単語につき,「英単語」と「意味」を長くても5秒以内に収まるように読んでください.結構速いですよ.

さて,前の記事に引き続いて,この記事では「なぜ『反復記憶法』が有効なのか」ということをついて説明します.方法論だけでなく,理論も知っておくことでより効果的な勉強になりますから,この記事の内容もしっかり読んでおいてください.

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反復記憶法1|目指すべき英単語レベルと,効率的な暗記法

「どうすれば英単語を覚えるのが得意になるのだろうか?」ということを考えたとき,まず大切なことを一つ書いておきます.それは,

英単語を覚えるのが得意な人はあまりいない

ということです.

例えば,九九でさえ時間をかけて覚えたことを思い出せば,「暗記が好き!」という人はいたとしても,実際に「やれば一度で覚えてしまう」というような「暗記が得意!」という人はそこまで多くないように思えます.

この考えに立つと,「英単語は一度や二度やっただけでは忘れてしまう」ことをしっかり意識しておくことが必要になります.

では,どうすれば良いのかというと,「英単語の暗記法を考える」のです.「脳みそ」を変えることができないなら,「方法」を変えてしまえば良いというわけですね.

「英単語に覚え方なんかないやろ!」

と思うかもしれませんが,それは大きな勘違いです.同じ時間をかけても,方法によってはなかなか覚えられないということは十分にあり得ます.というより,あります.

この記事では,

  1. 英単語はどのレベルまで覚えるべきか
  2. 英単語の覚え方

について説明します.

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