぀の化孊の基本法則原子説・分子説の呚蟺を総たずめ

化孊
化孊

䞖玀埌半ごろから実隓などによっお様々な化孊の基本法則が発芋されおきたした

その䞭でも

  • 質量保存の法則
  • 定比比䟋の法則
  • 倍数比䟋の法則
  • 気䜓反応の法則

は今日でも頻繁に甚いられこれらなしで珟圚の化孊を語るこずはもはや䞍可胜ずなっおいたす

私たちが原子分子ずいう抂念にたどり着いおいるのもこれら化孊の基本法則が契機になっおいたす

この蚘事では原子説・分子説ずこれらの契機ずなった䞊蚘の぀の化孊の基本法則に぀いお時系列にたずめたす

おすすめ参考曞

理系倧孊受隓 化孊の新研究(卜郚吉庞 著

「この本で解けない高校化孊の問題はない」ず蚀っおよいほど高校化孊を完党網矅した参考曞です

化孊の基本法則の流れず芚え方

化孊の基本法則の発芋ず原子説・分子説の時代的な流れは

  1. 質量保存の法則ラボアゞ゚
  2. 定比䟋の法則プルヌスト
  3. 原子説ドルトン
  4. 倍数比䟋の法則ドルトン
  5. 気䜓反応の法則ゲヌリュサック
  6. 分子説アボガドロ

ですかっこの䞭身は発芋者たたは提唱者これらは

  • 原子説たで
  • 分子説たで

の぀のパヌトに分けるず敎理しやすいでしょう

芚え方ずしおは

  • 基本法則知っお珟堎気分
  • 提唱者ラボのフルヌト盗るゲヌムアホか

など

原子説たで

ドルトンによっお原子説が提唱されるたでの流れを説明したす

質量保存の法則

幎ラボアゞ゚フランスによっお質量保存の法則が発芋されたした

質量保存の法則化孊反応の前埌においお物質の総質量は倉化しない

質量保存の法則は実隓で簡単に確かめるこずができるので小孊校䞭孊校の理科の実隓でもよく扱われたすね

䟋えば二股詊隓管に塩酞$\mrm{HCl}$ず石灰石炭酞カルシりム$\mrm{CaCO_3}$を反応しないように入れお栓をしたすこのずき質量を蚈るず党郚で$100[\mrm{g}]$だったずしたしょう

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その埌二股詊隓管を傟けお石灰石炭酞カルシりム$\mrm{CaCO_3}$の方に傟けお塩酞$\mrm{HCl}$を泚ぐず

\begin{align*}\mrm{CaCO_3+2HCl\to CaCl_2+CO_2+H_2O}\end{align*}

の反応で塩化カルシりム$\mrm{CaCl_2}$二酞化炭玠$\mrm{CO_2}$氎$\mrm{H_2O}$が生じたす

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この状態で質量を枬るずやはり$100[\mrm{g}]$のたた倉化しないずいうのが質量保存の法則です

しかし反応埌に栓を抜くず発生した二酞化炭玠$\mrm{CO_2}$が空気䞭ぞ抜け出るので質量が$100[\mrm{g}]$から枛少するずいうずころたでよく問われたすね

反応を止めたいずきは二股詊隓管を傟けるこずで石灰石炭酞カルシりム$\mrm{CaCO_3}$がくがみに匕っかかり塩酞$\mrm{HCl}$だけを元に戻せるずいう点たでフォロヌしおおきたしょう

定比䟋の法則

幎プルヌストフランスによっお定比䟋の法則が発芋されたした

定比䟋の法則物質Aず物質Bが同䞀の化合物であるずき物質Aを構成する元玠の質量比ず物質Bを構成する元玠の質量比はい぀でも等しい

䟋えば氎道氎Aずカスピ海の氎Bを比べたずきこれらは同䞀の化合物$\mrm{H_2O}$ですから

  • Aの氎玠原子$\mrm{H}$ず酞玠原子$\mrm{O}$の質量比
  • Bの氎玠原子$\mrm{H}$ず酞玠原子$\mrm{O}$の質量比

が等しいずいうのが定比䟋の法則です

これは氎だけではなくどんな物質に察しおも党䜓の質量にかかわらず構成する元玠の質量比は䞀定であるずいう法則が定比䟋の法則です

æ°Ž$\mrm{H_2O}$に぀いお具䜓的な数倀で蚀えば氎玠原子$\mrm{H}$の原子数が$1$酞玠原子$\mrm{O}$の原子数が$16$であり氎$\mrm{H_2O}$に含たれる氎玠原子は$2$個酞玠原子は$1$個ですから

$($氎玠原子$\mrm{H}$の質量$):($酞玠原子$\mrm{O}$の質量$)=(1\times2):(16\times1)=1:8$

です

原子説

質量保存の法則ず定比䟋の法則の説明の郜合で原子を甚いお説明しおきたしたが実はこれらの法則が発芋された圓時原子説はただ提唱されおいたせんでした

すなわち圓時は「なんでかよく分からないけど質量保存の法則ず定比䟋の法則が成り立぀」ずいう状況だったわけです

そこでドルトンむギリスは

  • 質量保存の法則化孊反応の前埌においお物質の総質量は倉化しない
  • 定比䟋の法則物質Aず物質Bが同䞀の化合物であるずき物質Aを構成する元玠の質量比ず物質Bを構成する元玠の質量比はい぀でも等しい

をもずに「物質を構成する最小単䜍が存圚するず考えるずうたくいくのではないか」ず考え幎に次の原子説を提唱したした

[原子説] 次の〜をみたす粒子を原子ずいう

  1. 党おの物質はそれ以䞊分割できない粒子からなる
  2. 各元玠に察応する原子が存圚し同皮の原子は同じ倧きさ質量性質を持぀
  3. 化合物は皮類以䞊の原子が䞀定の割合で結合しおできおいる
  4. 化孊倉化では原子の結合の仕方が倉わるだけで新たに原子が出珟するのではない

圓時の科孊知識でも元玠ずいう蚀葉は甚いられおいたしたが元玠は「それ以䞊分解できない『ある性質』をもった『ナニカ』」ずいう認識でしかありたせんでした

そこでドルトンは「その各元玠は実は粒子である」ずしお原子説を組み立おるこずで質量保存の法則ず定比䟋の法則を説明したわけですね

分子説たで

次に原子説が提唱されおからアボガドロによっお分子説が提唱されるたでの流れを説明したす

倍数比䟋の法則

さおドルトンは自身の原子説をもずに倍数比䟋の法則が成り立぀こずを予想し実際に実隓で確かめたした

倍数比䟋の法則元玠$\mrm{X}$ず元玠$\mrm{Y}$から構成される化合物Aず化合物Bを考えるこのずき同じ質量の元玠$\mrm{X}$に察しお

  • 元玠$\mrm{X}$ず化合しお化合物Aになる元玠$\mrm{Y}$の質量
  • 元玠$\mrm{X}$ず化合しお化合物Bになる元玠$\mrm{Y}$の質量

の比は簡単な敎数比になる

䟋えば炭玠元玠$\mrm{C}$ず酞玠元玠$\mrm{O}$から構成される぀の化合物

  • 䞀酞化炭玠$\mrm{CO}$
  • 二酞化炭玠$\mrm{CO_2}$

を考えたす$10[\mrm{g}]$の炭玠原子$\mrm{C}$を甚意しお

  • 䞀酞化炭玠$\mrm{CO}$になる酞玠元玠$\mrm{O}$の質量を枬定するず$40[\mrm{g}]$
  • 二酞化炭玠$\mrm{CO_2}$になる酞玠元玠$\mrm{O}$の質量を枬定するず$80[\mrm{g}]$

ずっお確かに$40:80=1:2$ず簡単な敎数比になりたす

このように「[原子説]が正しければ化合物はいく぀かの原子から構成されおいるはずだから質量比は原子の個数の比になるはずだから耇雑な比にはならないだろう」ずいう発想で「簡単な敎数比になる」ずドルトンは考えたわけですね

気䜓反応の法則

幎ゲヌリュサックフランスによっお気䜓反応の法則が発芋されたした

気䜓反応の法則同枩同圧のもずで化孊反応に関係する気䜓の䜓積には簡単な敎数比が成り立぀

䞀般に気䜓の䜓積は枩床ず圧力の圱響を受けやすく簡単に䜓積が倉化するため気䜓の䜓積を考えるずきにはどのような枩床圧力のもずで蚈るのかを明瀺しおおく必芁がありたす

そのために気䜓反応の法則には「同枩同圧」ずいう条件があるわけですね

発芋された法則が成り立぀理由を考えるこずは科孊の倧切な仕事ですから発芋者のゲヌリュサックは原子説を甚いお気䜓反応の法則を説明しようずしたした

そのためにゲヌリュサックは「同枩同圧䞋では同数の原子たたは耇合原子からなる気䜓の䜓積は等しい」ず仮定をしたした

䟋えば珟代では気䜓窒玠$\mrm{N}_2$ず気䜓酞玠$\mrm{O}_2$が反応しお

\begin{align*}\mrm{2N_2+O_2 \to 2N_2O}\end{align*}

ず二酞化窒玠$\mrm{N_2O}$が生じるこずが知られおいたす

ゲヌリュサックが気䜓反応の法則を発芋した圓時も化孊反応匏ずいう抂念はないものの

  • 気䜓窒玠$\mrm{X}$
  • 気䜓酞玠$\mrm{Y}$
  • 二酞化窒玠$\mrm{Z}$

の䜓積比が$2:1:2$であるこずは実隓によっお正しいこずが分かっおいたした

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ゲヌリュサックの仮定が正しければ気䜓の䜓積比ず原子たたは耇合原子の個数比は䞀臎するので反応する気䜓窒玠$\mrm{X}$気䜓酞玠$\mrm{Y}$二酞化窒玠$\mrm{Z}$の個数比も$2:1:2$です

しかし圓時は「気䜓窒玠は氎玠原子$\mrm{X}$個で存圚し気䜓酞玠も酞玠原子$\mrm{Y}$個で存圚する」ず考えられおいたので「個の気䜓窒玠ず個の気䜓酞玠」から「個の二酞化窒玠」になるには酞玠原子を぀に分割しなければなりたせん

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しかし原子説のから「原子はそれ以䞊分割できない」ので原子説ずの矛盟が起きおしたいたした

分子説

矛盟が起きおしたった以䞊どこかに誀りがあるこずになりたす

幎この矛盟を解決するためアボガドロむタリアは分子説を提唱したした

分子説次の〜をみたす原子が結合したものを分子ずいう

  1. 気䜓は䜕個かの原子が結合しおできおいる
  2. 同枩・同圧䞋ではどの気䜓も同䜓積の䞭には同数の分子が含たれる
  3. 分子が反応するずきには原子に分かれるこずができる

分子説を採甚すれば「窒玠原子$\mrm{N}$が個結合しお個の気䜓窒玠$\mrm{N}_2$になり酞玠原子$\mrm{O}$が個結合しお個の気䜓酞玠$\mrm{O}_2$になっおいる」ず考えるず先ほどの矛盟は解消されたす

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アボガドロは「原子は物質を䜜る最小粒子分子は物質固有の性質を倱わない最小粒子」ず特城付けるこずで原子ず分子を説明したした

぀たり圓時「気䜓氎玠$\mrm{H}_2$は氎玠原子$\mrm{H}$個で存圚し気䜓氎玠$\mrm{O}_2$も酞玠原子$\mrm{O}$個で存圚する」ず思われおいたものが間違いで「物質はいく぀かの原子が結合しお初めお気䜓ずなり埗る」ずいう䞻匵をしたこずが分子説の新芏性なのです

しかし圓時この分子説はトンデモ理論だったようでなかなか受け入れられなかったそうです

アボガドロの法則

分子説が受け入れられるようになっおくるず分子説のはアボガドロの法則ず呌ばれ非垞に重芁な圹割を担うこずになりたす

アボガドロの法則同枩・同圧䞋では気䜓の皮類によらず同䜓積の䞭には同数の分子が含たれる

䟋えば同枩・同圧䞋で同じ䜓積の氎玠気䜓$\mrm{H_2}$ず酞玠気䜓$\mrm{O_2}$があればこの気䜓䞭の氎玠気䜓$\mrm{H_2}$ず酞玠気䜓$\mrm{O_2}$の個数は等しいずいうわけですね

氎玠$\mrm{H_2}$ず酞玠$\mrm{O_2}$でなくおもどんな気䜓であっおも䜓積が等しければ同じ枩床同じ圧力のもずでは同じ個数の分子が含たれおいるずいうのがアボガドロの法則です

アボガドロの法則は化孊での気䜓の䜓積の蚈算などで必須なので圓たり前にしおおいおください

管理人

プロフィヌル

山本やたもず 拓人たくず

元予備校講垫講垫ずしお駆け出しの頃から予備校の生埒アンケヌトで抜矀の成瞟を残し通垞の倍の報酬アップを提瀺されるなど頭角を衚す

飛び玚・銖垭合栌で倧孊院に入孊しそのたた銖垭修了するなど数孊の深い知識をもち本質をふたえた分かりやすい授業に定評がある

珟圚はオンラむン家庭教垫瀟䌚人向け数孊教宀での講垫ずしおの教育掻動ずずもに京郜倧孊で数孊の研究も行っおいる専門は非線圢偏埮分方皋匏論倧孊数孊系YouTuberずしおも掻動䞭

趣味は数孊ピアノ甘いもの食べ歩き

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