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和文英訳と英作文の勉強法

多くの大学で「和文英訳」や「英作文」は配点が多く,是非とも得点したい問題です.

「和文英訳」と「英作文」は少し違います.「和文英訳」の問題と「英作文」の問題はそれぞれ

  • 和文英訳:「~を英語に訳せ」といった問題
  • 英作文:「~について英語で書け」といった問題

を指します.

「和文英訳」は単に和文を英訳すれば良いのですが,「英作文」は「自分で日本語の文章を考える」→「その日本語を英訳する」という手順を踏んで解答します.

「英作文」での「自分で日本語の文章を考える」は英語というより国語です.したがって,英語の部分に関しては,「和文英訳」も「英作文」もどちらもだいたい練習を必要とします.

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和文英訳と英作文の違い

冒頭でも書きましたが,和文英訳と英作文の違いは「自分で日本語の文章を考える」というステップがあるかないかです.

「『和文英訳』と『英作文』のどちらが難しいか」というのはたまに議題になることですが,総合すればどちらもだいたい同じだと私は思っています.

「英作文」は英文に直しやすい日本語の文章を自分で考えられますが,題材が難しければそもそも日本語の文章がうまく書けないことがあります.

また,「和文英訳」は日本語がすでに用意されているのでそのぶん英作文より楽ですが,出題される日本語は英訳するのが難しいことがあります.

このことから,どちらかというと「英作文」の方が国語の比重が重くなります.

勉強法

さて,「和文英訳」と「英作文」の勉強法ですが,基本的にはどちらも「和文英訳」の勉強になります.

冒頭でも書いたように,「英作文」は「自分で日本語の文章を考える」というステップがある,と書きましたが,これは英語というより国語なのでこの記事では触れません.

「和文英訳」の勉強は,大まかに次の2つです.

  1. 基本文を覚える
  2. 英訳しやすいように和文を言い換える

基本文を覚える

「これはペンです」を英訳すると"This is a pen."です.これは中学校に入るとすぐに習う英文ですね.

これを学んだ人は「これは象です」であろうが,「これはカナブンです」であろうが,「これは~です」の形の和文は(英単語を知っていれば)基本的に英訳できるようになります.

この"This is a pen."だけに限らず,変化させやすい基本文を覚えてから,必要に応じて一部分を変化させれば英文が完成します.

そのような基本文を覚えていけば,「この和文はあの基本文のこの部分を変えれば書ける」と気付けるようになります.

英文を覚えて表現を盗むのです.

英訳しやすいように和文を言い換える

単純な日本語を英訳するだけならいいですが,入試では簡単に書けるような問題が出ないと思っておくべきです.

そのような日本語を訳す場合は問題の和文を単純に言い換えればOKです.

これを「和文和訳」とも言います.

「そんなことしていいのか?」と思うかもしれませんが,大丈夫です.

そもそも,大学側が期待しているのは難解な英文を書くことではなく,正確に簡潔に相手に伝える能力があることです.

ですから,元の日本語から情報が欠落しない範囲で,どんどん分かりやすく書き換えてください.

例えば,上で書いた

「大学側が期待しているのは難解な英文を書くことではなく,正確に簡潔に相手に伝える能力があることです.」

を英文にしてみましょう.しかし,英文にしようと思っても簡単ではありません.ですから,これをまずは「和文和訳」します.

例えば,「大学は,あなたが正確にそして簡潔に他の人と意思疎通できること,を期待する.だから,難解な英文を書く必要はない.」といった感じでいいでしょう.この場合,

  • 「Sは~を期待する」は"S expects~"
  • 「~と意思疎通する」は"communicate with~"
  • 「他の人」は"others"
  • 「だから,」は"therefore,"
  • 「英文」は"English sentences"
  • 「~する必要はない」は"don't have to"

などが使えます.これらは基本文を覚えていけば必ず出会う表現です.

また,元の文が1文だからと言って1文で英訳する必要はありませんし,意味に欠落がなければ大幅に言い換えても構いません.

上の和文和訳を英訳すれば,例えば次のようになるでしょう.

Universities expect that you communicate with others exactly and easily. Therefore, you don't have to write difficult English sentences.

他にも,「AではなくB」という"not A but B"を用いて書くこともできますし,英訳は答えが非常に多くあり得ます.

意味が欠落しない範囲で,どんどん自分の書きやすいように和文和訳してみてください.

添削してもらう

学校の先生に頼めるのならそれでもいいですし,塾の先生にでも構いません.

「和文英訳」の勉強で最も困る点は,自分の解答が合っているかどうか分からないことです.

自分では気を付けて書けたつもりになっていても「この単語の語法は相応しくない」とか,初めの頃は「そもそも文になっていない」といったことがあります.

ですから,添削してくれるような信頼できる人がいるのなら,是非添削してもらうべきです.そして,添削してもらったら必ず見直してください.

自分で書いた文章は覚えやすいので,添削してもらった文を新しく基本文のバリエーションとして覚えていくのも効果的です.

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