前回の記事で説明したように,関数
と定義され,
しかし,毎回この定義式に従って微分係数
そこで,微分係数より扱いやすい導関数というものがあります.
この記事では,
- 微分係数の復習
- 導関数の定義
- 導関数の具体例
を順に説明します.
「微分法」の一連の記事
微分係数から導関数へ
導関数の考え方を理解するために,まずは前回の記事で扱った微分係数を少し観察するところから始めましょう.
微分係数の復習
微分係数は以下のように定義されるのでした.
関数
が存在すれば,この値を関数
これについて詳しくは以下の記事を参照してください.

微分係数の定義より,
より
より
この解答例から
そこで「わざわざ導関数
導関数の定義
このように考えてできたものが導関数です.
関数
で定まる関数
また,関数
などとも表す.
具体的に
となります.これより,
を代入して を代入して
なので,先ほどの微分係数の定義から別々に求めたものと(当然ながら)同じ答えが得られていますね!
このように
導関数の具体例
最後にもう少し具体例を考えてみましょう.
例1
関数
導関数の定義より
となって,
つまり,どの
例2
関数
導関数の定義より
となって,
つまり,どの
例3
関数
導関数の定義より
となって,
この結果より,例えば
となりますね.
このように導関数
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