ビリギャルから学ぶこと|可能性を信じること

「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(坪田信貴著,KADOKAWA刊)(Amazon
楽天市場)が発行部数65万部を超えるベストセラーになったことを知っている人も少なくないと思います.

その「ビリギャル」が映画になったということで見てきました.

この映画は単に「成績を伸ばして合格した話」ではなく,そのために必要な「可能性を信じること」をテーマにしています.

「可能性を信じるということがどれだけ力になるのか」を感じさせる映画でした.作中では「自分の信じる」と「他人の信じる」の2つの形の「信じる」が出てきます.

このどちらの「信じる」が欠けていても,この話はこれほどに印象深いものにならなかったでしょう.

これは何に対しても言えることですが,自分が努力できるのはその先にあるものを自分が掴むためです.自分が掴めると信じているから努力できます.

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すき間時間の使い方の2つのポイント

すき間時間を見つけて勉強することは馬鹿にはできません.たかだか10分でも,この10分が1日に6回あれば1日1時間もプラスで勉強できますし,これが1ヶ月になれば丸1日もプラスで勉強できることになります.

試験前は数分が惜しくなります.入試前1週間ともなると,学校の帰りに自転車に乗りながらでも,単語帳を開きたくなるくらい,必死に勉強時間をかき集めるようにもなります.

今はまだそこまで思わないかも知れませんが,「あそこができていない」「ここがまだ不十分だ」などの焦燥感や危機感は,入試前になればなるほど募ってくるものです.

入試前に焦るのは当然ですから,もっと前の今からすき間時間を有効活用できるように,10分であっても勉強時間は確保しておきたいものです.

どうしてこんな当たり前のことを書くのかというと,すき間時間を効果的に使うのは意外と難しく,あまり効率の良くない勉強に使ってしまっていることも多いのです.

その10分も積もれば山になることを今から意識しておいてください.

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試験時間が足りなくなる理由

勉強の成果は次の2つに大別することができます.

  1. できなかった問題ができるようになる
  2. 今までの理解がより深まる

勉強では両方とも大事なのですが,多くの人は1に目がいきがちです.もちろん1も大切で,「できなかった問題ができるようになる」のは素晴らしいことなのですが,1の成果が出ていても2を怠ると全く成績が伸びないということがあり得ます.

つまり,考えればできる問題が増えても,それだけでは成績が上がらない場合も多いのです.その理由は「解答スピードが足りないから」です.

「当たり前やろ!」と思われるかもしれませんが,では解答スピードをあげる訓練を本当にしていますか?

できなかった問題ができるようになっただけで妥協していませんか?

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ひねられても応用できる数学の勉強法4|数学は暗記か?

前の記事【ひねられても応用できる数学の勉強法3|証明編3】の続きです.

「数学は暗記」と言う人がいます.

一方,「数学は理解したら覚える必要はない」と言う人もいます.

これはどちらも正しいのですが,どちらも言葉足らずです.

というのは,数学の問題を単に暗記するだけでは意味がありませんし,最低限の暗記も必要です.

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ひねられても応用できる数学の勉強法3|証明編3

前の記事【ひねられても応用できる数学の勉強法2|証明編2】の続きです.

前々回の記事では,数学(とくに証明問題)において「逆算」の考え方がどのように有効であるのかを説明し,前回の記事で「逆算」を使った考え方を見ました.

この記事では,前の記事に引き続いて「逆算」の考え方を見ます.

前回の記事で書いていたように,次の問題を考えます.

問)実数x,y,zx+y+z=aかつx^3+y^3+z^3=a^3をみたすとき,x,y,zのうち少なくとも1つはaであることを示せ.

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ひねられても応用できる数学の勉強法2|証明編2

前の記事【ひねられても応用できる数学の勉強法1|証明編1】の続きです.

前の記事では,問題集で書かれている解答と実際にその解答を思い付くまでの考え方は異なると書きました.

そして,実際に証明問題を解くときには,答えの方から逆にたどる逆算で考えるのだと書きました.

逆算でたどっていけばいつかは当たり前なところにたどり着くはずですから,解答はそこから逆に書けばいいわけです.

この記事では実際に例をあげて逆算の考え方をみます.

(問)実数a,b,ca+b+c=0をみたすとき,a^2-bc=b^2-ca=c^2-abであることを示せ.

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ひねられても応用できる数学の勉強法1|証明編1

証明問題は数学の中でも,とても重要です.しかし,証明問題が苦手という人は少なくありません.

そして,証明問題が苦手の人の多くは「何をしたらいいのか分からない」という理由のようです.また,問題集の解答を見ても「なぜこんな解答が思いつくんだろう……」となってしまうことも多いようです.

ここに数学が苦手な要因があるようのです.

大切なことは,解答を思いつくためのプロセスをしっかり考えることです.

【関連記事:ひねられても応用できる勉強法

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